6/7(日)海神ストリート系セレクトショップ「STREETARTS」
アパレル未経験のオーナーがセンスで経営
船橋駅北口から南口に抜ける海神と本町の町境に通る新道路(計画道路337号)に、ストリート系ファッションのセレクトショップSTREETARTS(船橋市海神2-9-28、TEL047-456-8555)が4月29日にオープンした。
同店は、アパレル未経験で起業した大島恭一郎さん(26)がオーナー。昔からファッションが好きでロック系やパンク系の要素が入ったストリート系ファッションやスケーター系の洋服を好んで着ていたが「都内まで行かないと近くには店がない」と都内まで買いに行っていた。
「誰か店を出してくれないかな」と待っていたが、自分が好きなブランドを置いている店が出てこない。「じゃあ、自分でやってみよう」と、自ら仕入れ、店舗を構えた。開店にかかる費用は、CDショップと居酒屋のアルバイトを併用、3年間かけて貯めた。
店舗面積は、約9坪。6ブランド200種類の商品をそろえており、登録アイテム数は各サイズ合わせて約500点。「RIP DESIGN WORXX」、「ZEPHYREN」、「ROLLING・CRADLE」、「SABBAT13」、「rudie’s」「DEADHEARTS」など、いずれも渋谷や原宿にヘッドショップを構えているか、ネットショップのみで展開しているメーカーから集中的に仕入れている。
自宅は、東邦大学や日本大学のある大久保付近だというが、「理系よりも文系の人の方がこういうブランドを好きな人が多い。船橋だったらちょっと遠くからでも覗きに来ようかなと思える距離」と冷静に分析。実際に、横浜や八王子、茨城などからも手に取って購入したいというニーズで来店があったという。
ネットショップも併設しているが、実店舗の売り上げも好調。先月は、独立前に予測したネットと実店舗合わせた売上を、実店舗だけで達成しとという。来店客のほとんどが音楽やファッションが好きという同世代。
来店客との会話を楽しみながら営業を続けていき「1年以内には、仕入れをもう2ブランド増やし、3~4年でストリート系のスケーターブランドを専門に扱う店を構えてみたい」と、大島さんは直近の目標を話してくれた。
営業時間は、12時~20時。木曜日定休。
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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