2015年06月01日 配信

6/1(月)上海の農業委員会が船橋市訪問

市場や梨、小松菜の清算農家を視察

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  中国上海市農業委員会が5月28日、松戸徹市長を表敬訪問し、船橋市地方卸売市場や梨、小松菜の生産農家を視察した。

 今年の4月、松戸徹市長が上海市の流通事情や梨のPRで上海を訪問したのを機に今回の来日視察が決まった。

 今回来日したのは同委員会風紀監査長の房忠橋(ぼうちゅうきょう)さんを団長とする上海市農業委員会代表団一行の6人。はじめに市長に挨拶後、船橋市地方卸売市場へ移動した。

 その後、鈴木梨園(船橋市馬込町844-1)と平野農園(山野町105)を視察し、生産者と直接交流を行った。

 市役所で打ち合わせを終えた後、同委員会は船橋市地方卸売市場へ移動。市場では青果部門の視察ということで、市場関係者や市場の職員が青果の管理体制や実際の人参や枝豆などの野菜を紹介した。

 その後、鈴木梨園と平野農園を視察し、実際の栽培方法などを視察した。「細かいところまで手間暇かけていて、高品質なものができる工程がとても大変勉強になった」と房忠橋さん。

 「船橋は農業だけでなく、漁業も工業も盛んです。これをきっかけに様々な分野での交流をしながら、友好関係を築いて行きたいと思います」と松戸徹市長。また、房忠橋さんは「今回の訪問の目的は都市型農業の管理体制と農業活性のための自治体による補助金制度について話を聞くことです」とも。

 船橋市から同市の郷土品である「ばか面」などを感謝の意として贈り、同委員からは中国茶等を船橋市へ贈った。

 「船橋の都市型農業の実情を少しでも知ってもらえることができ、とても良い機会となりました」と園芸農産係長の山越祐一さん。
同委員会は今後、梨のシーズンである8月に再訪問し、「ふなばしの梨」を試食する予定だ。

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MyFuna編集部

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