5/28(木)ジュニアオリンピックで4つの金メダル
東京オリンピック出場を目標に
七林中学校の山川唯巴(いのは)選手(15)が5月26日、第37回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会の18歳以下チャンピオンシップにおいて4つの金メダルを手にしたことを報告に船橋市役所を訪れた。
同大会は東京辰巳国際水泳場で3月29日に行われ、山川選手は50メートルバタフライ、100mバタフライ、200mバタフライ、400mメドレーリレー(バタフライ)で優勝し、全ての部門で自己ベストを更新。
山川選手の水泳との出会いは3歳の時。喘息と人見知りな性格を少しでもやわらげたいという両親の気持ちから、地元のスイミングスクールに通った。それからほとんど毎日スクールに通い続け、小学校4年生の時、肩がよく回ることからバタフライに専念。
中学生になったことを機に、現在所属しているルネサンス幕張(千葉市花見川区)に所属を変え、現在は1日約7キロのスイムを、朝方と夕方、週6日で行っている。
「身長は152センチと小柄ですが、練習後はたくさんごはんを食べます」とお母さんの夕紀さん。「勝負に負けた時は悔し涙を流す」という負けず嫌いぶりをうかがい知ることのできるエピソードも。試合前はバラード系の音楽を聞いて集中するのだという。
「自分の記録を更新するのが楽しみです。今回の記録は自分でも驚いています」と笑みをみせる山川選手。
「次の目標は中学最後の全国大会で優勝すること。将来的にはリオや東京オリンピックに出場したい」と抱負を語った。また、「ロンドンオリンピックの女子200メートルバタフライで銅メダルを獲得した星奈津美選手に憧れている」とも。
山川選手は水泳の魅力について「泳ぐ時は個人だけど、練習する時はみんなで切磋琢磨できること」と話した。
「体調管理をしっかりとして、これからも自分自身に挑戦していってほしい」と松戸徹船橋市長もエールを送った。
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