5/9(土) 千葉商科大学に新食堂
世界で活躍するクリエーターによる新学食
千葉商科大学(市川市国府台1-3-1、TEL 047-372-4111)は5月11日、昨年7月に着工した学生食堂「The University DINING」をグランドオープンする。
同学の瑞穂会館地下にあった食堂のリニューアルに伴い、学生の満足度を高めることや、地域にとけこみ、愛される大学を目指しての新食堂企画。学生にとって食事はもちろん、授業の空き時間や放課後なども仲間と一緒に過ごせる空間、環境の提供を目的としている。
食堂面積は約339坪。席数は350席。今回のコンセプトを実現するための敷地選定や企画調整、建築設計は「シーラカンスK&H」が手掛けた。約1,000パーツの木構造LVL材(単層板積層材)を上下2段に組み、木洩れ日のようなやさしい光の広がる空間を実現。「シーラカンスK&H」は「世界で最も美しい図書館25」に選ばれた「金沢海みらい図書館」を手がけたことで知られる。
学食のプロデュースや運営は、カフェ「Sign」やレストラン「bills」などの運営を約60店舗手掛ける企業「 トランジットジェネラルオフィス」(港区)が担当。オリジナリティあふれたメニュー展開となり、栄養バランスを考えて数種類あるメニューの中から、自分の好きな料理を自由に組み合わせることができるシステム「プリフィックススタイル」をとる。
主なメニューはメイン・サイドディッシュ2品・スープ・主食からなるレギュラーセット(600円)とサイドディッシュが1品。その他、同じ内容のスモールセット(500円)も。主食の米は卒業生が手掛ける多古米を使用し、地産地消にも貢献する。
ほかにもベーカリーメニュー監修には「自由が丘ベイクショップ」代表。ロゴデザイン、内装デザイン、ユニフォームデザイン、壁画デザイン、プロジェクトアドバイスなど、国内のみならず海外でも活躍するクリエーターが全てのコンセプトに関わっている。
学食のロゴはAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」や表参道ヒルズのロゴを手がけるダイアグラムが担当した。
島田晴雄学長は「この新施設は、学生が居心地のよい空間で、新しい発想ができるような環境を提供したいと考えて計画した。日本の大学を変えていくきかっけをつくっていきたい」と話す。
吉田優治サービス創造学部長は「世界一ワクワクする学食を目指し、また学生たちがリアルビジネスを学べるプラットホームにもなるだろう」と意気込む。
営業時間は、月曜~金曜は、ランチ11時30分~14時、ベーカリー&コーヒー8時30分~19時。土曜・長期休暇の平日は11時30分~15時。日曜・祝日定休(そのほか、大学の夏季休暇・年末年始などの長期休暇や大学の休校日に準じる)。
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