人生における目標設定の大切さ語る
船橋南ロータリークラブが、創立35周年記念事業として葛飾中学校(船橋市印内1-5-1)体育館の生徒1200人を対象とした宇宙飛行士・山崎直子さんの講演会を2月18日に開催した。
山崎さんは、小学校低学年の時に宇宙飛行士に興味を持ち、中学校3年生で宇宙飛行士を志した。東京大学工学部航空学科を卒業し、同大学同大学航空宇宙工学専攻修士課程修了後、宇宙開発事業団に勤務。
1999(平成11)年宇宙飛行士に選ばれ、10年を超える訓練期間を経て、2010年4月スペースシャトルディスカバリーに搭乗し夢を実現させた。
講演の中で山崎さんは、宇宙飛行士の訓練の時に、たくさんの方々の支援を受けていたことに対する感謝の気持ちを話した。
宇宙に行くときには、スペースシャトルが発射し、宇宙空間に到達するまでわずか8分30秒だという。その間はあっという間に過ぎてしまったという体験エピソードな、宇宙から見た地球について、その素晴らしさや美しさを数々の写真とともに紹介した。
そして、山崎さんは、「自分の軸をちゃんと持とう」「悩んでも、今できることからやっていこう」。そして、「人生、この先はわからないから素晴らしいです。私の好きな言葉の素晴らしいという意味の『WONDERFUL』のWONDERというのは『未知』のことを言います」と生徒たちに向けて言葉をおくった。
講演後、代表の生徒から「宇宙で急病になったらどうするのか」「地球ではさまざまな問題が起こっている中、国籍や人種、宗教などが異なる宇宙飛行士のチームワークについて」などの質問がされた。講演の最後に、生徒代表から感謝の花束がおくられた。
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