2015年02月24日 配信

2/24(火)市役所都市計画部による出前授業

「都市計画」(まちのルールづくり)のワークショップ中心に

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 法典西小学校(船橋市上山町1-111-1、TEL 047-389-1111)で2月23日、船橋市役所都市計画課まちづくり支援室が協力する出前授業として、「まちづくり体験教室」が行われた。

 講師は同支援室の山崎佳久さん。対象は4年生で、この日は1~2時間目で4年3組の児童が授業を受けた。3~4時間目で4年1組が、25日に4年2組と4組の授業となる。

 家庭科室で6班に分かれての同授業。各班で事前にどんなテーマのまちを作るかを話し合い、1時間目ではそのテーマを基に模型を使ってのワークショップを行った。

 各班は「動物にやさしい町」「自然を愛する町」「医療が発達する町」「バリアフリー」「昔を感じる町」「リラックス(温泉)」とテーマを決定して、用意された紙に山や川、木々を書き足しながら、そのテーマに沿った「まち」を実現するために試行錯誤しながら街づくりを行った。

 2時間目では作成した「まち」の発表。アピール点や工夫点、難しかったことなどを伝え、質疑応答の時間も。各班が発表を終えると山崎さんから各班へ感想が話された。

 「『動物にやさしい町』は、動物にやさしいということは人にもやさしいまちづくりということで、これからの『まち』のあり方にマッチしている」、「自然を愛する町」に対しては、「完成度が高く、高い建物を減らすなど工夫がみられよくできている」、「医療が発達する町」は「病院が多く心と体がリラックスできる『まち』になる」。

 「バリアフリー」は「駅の近くに住宅街を配置し、住宅街の近くに店を配置するなど、工夫が見られる」、「昔を感じる町」では「新と古の住み分けがうまく表現でき、京都のような感じ」、「リラックス」では「温泉は魅力的で、観光的にもよいと思う」と話した。

 最後に「実際のまちづくりがどうなっているかな?」として、船橋の住宅地、海周辺、船橋駅周辺の3つのパネルを掲げ、まちはそれぞれの特徴を持ち、まとまりをもっていることを都市計画図と合わせて説明した。

 「みんなが好き勝手に『まち』をつくれば、住みにくいものになってしまう。住宅地のそばに店をつくれば騒音を訴える人もいる一方、店が住宅地から遠くてはお年寄りや子どもには不便になる。いろいろな立場の人の意見を合わせながらのルール作りが住みよいまちづくりになる」と山崎さん。「みんなで作ったルールをみんなで守っていくことで、みんなの住みよいまちができあがる」と締めくくった。

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↑自然を愛する町がテーマの班 ↑「昔を感じる町」がテーマの班
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  ↑「動物にやさしい町」がテーマの班
150224machidukuri07.jpgのサムネール画像  
   

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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