2015年01月29日 配信

1/29(木)薬円台南小学校で出前授業「お金の役割」

貨幣の歴史・役割・大切さを学ぶ

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 薬円台南小学校(船橋市薬円台2-18-1 TEL047-464-6091)で127日、出前授業「お金の役割」を5年生105人と地域住民2人が受講した。

 

 同授業は、昨年から始まり、今年度は今回で10回目。様々な分野のゲストティチャーとして招き、学校だけでは得られない新鮮な話題を児童に話してもらうというもの。地域住民にも授業への参加を呼び掛けている。

 

 今回の授業は5年生の家庭科・社会科に貨幣と関係する単元があるため、金融経済教育の普及活動をしている企業「SMBCコンシューマーファイナンス」から派遣された宇田川悦子さんと麻生大介さんが講師を務めた。

 

 カードゲームを使い「お金の歴史」「役割」「大切さ」を児童に教える宇田川さんと麻生さん。いくつかの班に分かれ、各班が指令した必要なカードを物々交換で集める児童たちだが、なかなか手に入らず苦戦する場面も。

 

 貨幣の成り立ちなども、ゲームを通した体験的な学習として取り入れた同教材。物々交換から金属や紙によって貨幣が発行され、現在のキャッシュレスに移行し便利にもなったが、その危険性も説明された。また、貨幣の「交換する」「価値を表す」「価値を蓄える」という3つの役割も解説した。

 

 「価値を考えて買い物をすることが大事。本当に要るものだけを買いましょう。おこづかいは、お父さん、お母さんの働きによるもの」と貨幣とお金の大切さを話す宇田川さん。ゲームの後、児童に「おこづかい帳」を配布された。

 

 授業を受けた豊田侑成くんは「ゲーム形式で昔の人の体験をしたのが面白かった。物々交換では欲しいものが手に入らなかった。お金の役割がわかった」と話した。また、伊藤楓さんは「これからは本当に欲しいものを買うようにする。お金の大切さがわかった」とも。

 

 「出前授業の内容を学校の指導方針と整合さす必要があるため、前以て講師と綿密に打ち合わている。出前授業は、いろんな職業のあることを児童が知るよい機会。学校の活性化にも大変役立っています」と、正本靖子校長。

 

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MyFuna編集部

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