2015年01月06日 配信

1/6(火)千葉徳洲会病院で市民公開講座

年末年始の食事術について講演

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 千葉徳洲会病院(船橋市高根台2-11-1 TEL047-466-7111)で12月29日、2014年最後の市民公開講座が開催され、参加者らに年末年始の食事術について紹介した。

 講師は同院の栄養科主任、管理栄養士の横手佑香さん。「年末年始だから太るということではなく、生活習慣の乱れが体重を増加させる原因です。摂取量と代謝量のバランスが大切です」と横手さん。

 
 最初に、参加者は客観的に自分の体型を知るため、BMIを算出。BMIとは体格指数のことで、BMI=体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)で算出することができる。

 BMIは18.5までがやせ気味、18.5~25までが標準、25以上が肥満気味だ。また、自分の標準体重も算出。標準体重=身長(m)×身長(m)×22で算出することができる。

 年末年始に体重が増加しやすい原因について、「夜更かしによって体内時計がくるい、代謝のリズムも崩れやすくなる。実家で大皿料理がふるまわれ、どれくらい食べたかわからなくなる。みかんを箱買いし、腐る前にたくさん食べてしまうなどがある」と横山さん。「年末に摂取量と代謝量のバランスが崩れやすい生活をすごす人も多い」とも。

 おせち料理も、和食なのでヘルシーだと思われがちだが、砂糖を使う料理が多いので注意だという。栗きんとんは2粒で170キロカロリー、黒豆は20グラムで57キロカロリー、伊達巻きは2切れで80キロカロリー、もちは1つで127キロカロリー。また、年末年始は飲酒量の増加も体重増加の原因のひとつだ。

 体重の増加を防ぐためには、食べ過ぎた日にはカレンダーに丸をつけたり、テーブルの上に食べ物を置かない。朝から予定を入れて、掃除、散歩、買い物に行く。など、摂取量と代謝量のバランスを意識することが大切だ。

 「いつもより遠い神社に歩いて初詣にでかけるなど、意識的に動くことが大切」と横手さん。参加した60代の女性は「ダイエット中なので、おせち料理のカロリーを気にして太らないように注意したい。とても勉強になった」と話す。

 
   

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MyFuna編集部

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