人材教育と確保を目指して
きららホール(船橋市本町1-3-1フェイスビル6階 TEL047-423 -7261)で12月16日、ホームヘルパー合同就職説明会が開催され、多くの求職者が来場した。
主催は船橋市訪問介護事業者連絡会。今年で7回目となるこの企画、参加企業・団体は30社を超えた。
今後、2025年には団塊の世代が75才以上となり、高齢者の人口が急増する。それに伴い、介護サービスの需要が飛躍的に高まる。厚生労働省の発表によると介護サービスに携わる人材は2000年には55万人、2015年には170万人となり、2025年には250万人以上が必要になると言われている。
「介護サービスの需要に対して労働力が不足することは必須で、人材確保が大きな課題です」と、船橋市包括支援課の斎藤さん。ハローワーク船橋・市川では職業訓練や求職者支援訓練等、求人の紹介だけでなく、資格取得への研修会について紹介も実施。市内のハローワークにも「福祉専用コーナー」を常設している。
会場では介護の仕事についてのDVDを上映後、参加団体が求職者へ1社ずつPRを行った。また、求職者がどのような企業に就職したいかヒアリングし、参加企業を複数紹介することで、参加企業と求職者の面接が円滑に行えるようサポートを行う場面も。
「ひとりでも多くの方と企業がマッチングし、船橋の介護サービスがより向上することを目指して、開催いたしました」と同連絡会会長の久保田惠子さん。
船橋市訪問介護事業者連絡会は平成2005年に設立し、船橋市内の訪問介護を行っている事業者が参加している。同説明会以外に、各種研修会、物販、表彰などを行い、船橋全体で人材の育成と介護力の向上、モチベーションの上昇を目指している。
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください
Sponsored by MyFunaサポーター