2014年11月27日 配信

11/27(木)船橋クロスウェーブ「がん患者のマネジメント研修会」

症状の理解と負担の軽減を学ぶ

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 クロスウェーブ船橋(船橋市本町 2-9-3 TEL047-436-0111)で1114日、「がん症状のマネジメントのエッセンス」研究会が行われ、医師・ケアマネジャーを中心に80人以上が参加した。

 

主催は船橋南部在宅療養研究会。同会は7年前に板倉訪問クリニックの医師・永谷計さんが在宅医療の地域連携を図るために始めた勉強会で、毎月1回程度行っており、今回が51回目。

 

 「在宅に関わる多職種の人が熱心に研究会に参加され、他職種同士の連携が強化されてきた。これからも、今まで以上に他職種と連携を図ることが今後の高齢者の在宅サービスには必要です」と同会長の高木恒雄さん。

 

 今回の講座で講師を務めたのは千葉県がんセンター緩和医療科の医師坂下美彦さん。「今までは末期ガンの患者は病院で最後を迎えることが多かったが、これからは自宅で最後を迎える患者の数が増えてくる」と坂下さん。それに伴い、近年、末期ガンを専門に訪問診療を行う医師も増えてきたという。

 

 研修では、がん治療に関するテーマを3つにしぼり「がん患者の痛みのマネジメント」「その他の症状」「緩和ケアとQOL(生活の質)」ついて紹介した。

 

 今年4月から同会の代表を勤める板倉病院訪問診療科医師久野さんは「南部地域の人だけでなく、船橋市の医療福祉関係者、そして一般の人にも参加して、地域全体で連携の体制を作りたい」と語った。

 

また、「開催回数を重ねる度に、患者さんの満足度向上に役立てることができ、やりがいを感じます」と、事務局の増谷さん。

 

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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