2014年10月05日 配信

10/5(日)葛飾中卒業生の森沢明夫さん原作の映画「ふしぎな岬の物語」

TOHOシネマズららぽーと船橋で試写会実施

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 葛飾小・中学校を卒業し、小説家として数々の作品を世に出している森沢明夫さん(43)原作の映画「ふしぎな岬の物語」が10月11日から全国公開するが、これに先立ってTOHOシネマズららぽーと船橋(船橋市浜町2-1-1)で10月2日、試写会が行われた。

 試写会には、記者、市関係者など約100人が駆け付け公開前の「ふしぎな岬の物語」を鑑賞した。同映画の原作は、船橋市出身のベストセラー作家・森沢明夫さんで、原作は「虹の岬の喫茶店」(幻冬舎)。

 森沢さんの作品は、2011年にも「津軽百年食堂」が映画化されており、また、2012年に公開された高倉健さん主演の映画「あなたへ」を小説化したものがベストセラーになっている。その他、エッセイ、ノンフィクション、絵本と幅広い分野で活躍しており現在は故郷の船橋を舞台とした作品「あかね色のペロ」をWEBマガジンで連載中。

 「ふしぎな岬の物語」は、房総半島に実際にあるカフェ「音楽と珈琲の店 岬」をモチーフに描かれた原作のイメージをそのままに活かし、映画ならではの演出を加え映像の美しさを活かし作品化されたもの。

 房総に息づく人々ののどかだが、どこかキラキラした生活に焦点をあてたストーリーで吉永小百合、阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶などの豪華な役者陣の熱演によって「観終った直後から少し元気になれる作品」に仕上がっている。

 

 試写会の後、原作者の森沢明夫さんは映画について「原作そのままでも、大きく違うわけでもないちょうど良い距離感の作品」と評した。

 原作で伝えたかった「ありがとうのキャッチボール。幸せになるという事は何なのか、人を幸せにするためにはお互いにありがとうの交換が必要」などのテーマはそのままに「ほっこりした温かさを感じられる」作品に仕上がっていると笑顔を見せた。

 房総の美しさや人情味あふれる海辺の街の生活などを描いたこの作品は、10月11日から全国ロードショー開始する。

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MyFuna編集部

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