降雨体験車で豪雨や暴風を再現
船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)南側駐車場で8月19日と20日の2日間、「降雨体験車」を使用した豪雨や暴風の体験イベントが開催され、市民250人が参加した。
近年、ゲリラ豪雨や台風の影響で浸水などの被害が多発している船橋市。豪雨や暴風を実際に体験することで、大雨や浸水に対する備えの重要性やその対策について改めて考えるきっかけを作ることを目的としている。
体験会では国土交通省提供で暴風雨を再現できる「降雨体験車」を導入。1時間当たり10ミリ~300ミリまでの雨量を体験でき、風は毎秒0メートル~101メートルまでの風速を段階で選択できる。さらに、86インチのマルチビジョンとサラウンドシステムにより、雨が強くなっていく様子を音声や映像と共に体験することができる。
また、車側面の窓からは土砂降りの様子を外から観覧することができる様になっており、列に並んだ来場者は激しい雨が窓をたたきつける様子に驚きをみせた。
親子で体験に来たという五味駿太くん(6)は「痛かったけど、楽しかった」と笑顔をみせた。「300ミリの雨の凄さを知りました」と母親の律子さんは感想を語った。
下水道総務課の株本さんは「大雨の凄さや怖さを知ってもらい、雨に対しての備えを学んでもらえたら」と語った。
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