地域住民と入院患者一体のイベント
船橋二和病院(船橋市二和東5-1-1 TEL047-448-7111)のふたわ診療所 第2駐車場で8月16日に行われた「ふたわ盆踊り大会」に多くの地域住民が訪れた。
同盆踊り大会は、近隣の住民や入院患者に喜んでもらいたいという思いから、病院側が企画。1992年に初回を開催して以来、毎夏開催されている。
土砂降りの雨の中オープニングの挨拶が行われたが、市民団体「さくら太鼓」の威勢の良い太鼓の演奏が会場に響き渡るうちに雨も止み、ほっと胸をなでおろす参加者やスタッフの姿がみられた。
模擬店は、病院職員や近隣の自治会役員、患者会などによって行われ、地域の婦人会が浴衣で参加するなどして盆踊りを盛り上げた。
また、医療の仕事を目指す高校生たちもボランティアスタッフとして参加。入院中の患者も一緒に祭りを楽しめるようにと、車いすを押して会場内を回るなどほほえましい姿もみられた。
模擬店では、フランクフルト、ビール、炊き込みご飯、焼きそば、焼きとうもろこしなどを販売。輪投げやボールすくい、ヨーヨーつりなどには多くの子ども達が列を作った。
小学生以下の子どもには無料でかき氷を振るまい、また子ども向けじゃんけん大会では多数の景品を用意。子ども達からは喜びの声が多く上がった。
毎回模擬店を出している患者会「ソラマメの会」会長の鈴木和夫さん(71)は、「患者さんだけでなくその家族までもが手伝ってくれている。家族の人たちが患者さんを理解しているからであって、こうして一緒になって協力していただけるのは素晴らしいこと。今後も続けていきたい」と語った。
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