障がい者の働きやすい地域を目指して
海神駅そばのNPO法人ラフト(船橋市海神5-1-12 TEL047-431-3451)が4月1日、新規生活介護事業所「アイル」(船橋市宮本6-2-27 TEL047-409-2733)をオープンさせた。
同事業所は、知的障害や発達障害のある成人を対象とした通所施設。手工芸品の製造に取り組むほか、施設利用者が作った煎餅の製造と販売を行う工場も海神5丁目にオープンした。
「法人名ラフトは「いかだ」で、障害を持つ者も持たない者も一つの「いかだ」に乗って出発するという意味。また、事業所名アイルは「小さな島」。ラフトがたどり着いた島で、これから人がそこで生きるイメージで命名しました」と、理事長の喜本由美子さん。
煎餅は「ISLE SENBEI」(あいる せんべい)と名付けられ、醤油・抹茶・シナモンなど11種類。焼く係、たれを塗る係、パッケージ係に分担し、日に60枚ほど製造する。
「1枚1枚丁寧に焼き上げている。船橋で1番、日本で1番おいしいお煎餅を目指して利用者と共に励んでいる」とアイル管理者の豊田亮太さん。
NPO法人ラフトは、障がい者の地域での生活を支援するため「サポート&サービスラフト」という事業所を運営。ガイドヘルプと呼ばれる外出の支援を主としたマンツーマンのパーソナルサービスを提供している。
「障害のある人も、ない人も共に生きる風景が当たり前になるようスタッフ一同努めている」と喜本さん。
施設の営業時間は10時~16時。定休日は土曜、日曜、祝日。
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