7/20(日)北総育成園のアサガオを市長に贈呈
色鮮やかな大輪のアサガオ6鉢
船橋市の障害者施設「北総育成園」(香取郡東庄町笹川い字龍ヶ谷5852-1)の施設職員2人と利用者3人が7月16日、施設で栽培したアサガオを市長へ贈呈するため表敬訪問した。
同園は知的障がい者の入所施設。入所支援、短期入所、生活介護の障害福祉サービスを提供し、さまざまな活動を通じて利用者の社会生活への適応と参加を図っている。
利用者が75人、職員が74人の約150人が生活している同園では、園をひとつの村と見立てて、毎年村長と議員を選んでいるという。今回表敬訪問したのは、村長とアサガオの栽培に携わった園芸班の議員2人。
「今年は自信のある作品が育てられました」と施設職員。「市役所ロビーに置かせてもらい、来るお客さんにPRさせてもらいますからね」と、松戸徹市長は笑顔をみせた。
指導と訓練の一環として、利用者は日中活動を園芸班、農耕班、木工班などに分かれ作業、アサガオの花卉栽培や工芸品作成などを行い、直売所や道の駅で販売している同園。2011年の「はーとふるメッセ・オブ・ザ・イヤー」では切り干し大根が優秀賞、紙工芸の干支人形が激励賞を受賞している。
市長に贈呈したアサガオは5寸鉢で育てられた大輪径で、施設では300鉢育てている。「混合種なので、花の色は咲いてからのお楽しみです」と施設職員。また、アサガオのほかにも、施設で栽培から加工作業まで行ったドクダミ茶や、ジャガイモにタマネギも贈られた。
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