2014年07月18日 配信

7/18(金)三山の二宮神社で「お舟流し」
毎年7月に行なわれる歴史ある行事

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 三山の二宮神社(船橋市三山5-20-1)で7月15日、伝統行事の「お舟流し」が行われた。

 二宮神社は、社殿が船橋市の有形文化財として指定されており、鎌倉時代まで歴史をさかのぼることができる藤原氏ゆかりの神社。

 「お舟流し」は敷地内にある「御手洗池」から出る細い小川に、すすきの船に笹の枝を立て、その笹の葉に小さな紙垂(しで)を結んだお舟を浮かべて流すというもの。

 二宮神社に合祀されている藤原時平の子孫、左遷となった師経などが乗った舟が11月13日にこの地に到着し、その一部の人々が翌年の7月15日にこの地から帰還したことに由来する。以降、毎年7月15日にはこの行事を行なっている。

 今年も15日の月次祭の祭礼のあと、宮司と氏子代表により本殿の谷側にある小川に舟を組み立て宮司によるご祈祷を行なった。舟は朽ちるまでしばらくそのままにしておくという。

 「神社にはよくお参りにきますが、こんな行事があるのは知らなかった。歴史ある神社ですし、大切にしていきたいですね」と、参拝した女性。

(花岡)

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MyFuna編集部

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