雨天でもそこそこの人出でにぎわう
船橋地方卸売市場(船橋市市場1-8-1)で6月7日、年4回開催している恒例の市民開放デー「楽市」が行われ、雨天にもかかわらず多くの人が市場での買い物に訪れた。
「楽市」は、船橋市場をより多くの人に知ってもらおいうという趣旨で始まった市場の一般開放デー。この日は、鮮魚仲卸で地元のスズキやホンビノス貝、マグロなどをはじめとした新鮮な魚介を仮設店舗で販売。
今まさに出荷ピークを迎えている船橋産のニンジンや枝豆などの地元産品に加え、各地の青果を即売形式で販売する店舗などが出店、多くの買い物客でにぎわいを見せた。
また、関連商業組合棟では漬物を扱う店や、菓子問屋、海苔など贈答品を扱う店舗などに来店客が集中。4月1日の地方市場化から、一般の買い物客に向けた特価品を店頭に並べるなど対外的な工夫がみられるようになった。
5月18日に行われた、市場開設45周年記念イベント「船橋市場だョ!全員集合」では5万人の来場者があった同市場。この日の楽市にどれほどの人出があるかが、関係者の間で注目を集めていた。「雨にしてはまずまずの人出。45周年記念イベントのPR効果か」と、市場関係者はホッとする表情を見せた。
この日は、来場記念品として先着500人に船橋産のニンジンを無料配布したが、整理券は楽市開場前に配布を終え、訪れた多くの客で市場内はにぎわいを見せた。
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