2014年05月27日 配信

5/27(火)大穴の手打ちそば店「たぬきや」がリニューアル

開店から40年、看板・内装などリニューアル

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 大穴で水戸の水府流手打ちそばを掲げるたぬきや(船橋市大穴南2-2-17 TEL047-465-1892)が開店から40年を経て、看板や内装などの大がかりなリニューアルを行った。

 同店は、以前、都内のそば有名店やぶ久で修業していた経験をもつ佐藤和子さん(77)が開店。転勤の多かった夫も途中から会社を退職して、二人で店を切り盛りするようになったという。

 当時、同店周辺には民家も少なく、商店もまばらだったという。森の中のような場所だったので忘れられないように「たぬきや」と命名し開店したのだという。

 その後、2代目店主で長男の敏明さん(57)が高校卒業と同時に同店就職。茨城県の水戸地方に伝わる水府流を掲げ、茨城の地粉を使った手打ちそばを提供する店として地域で愛されてきた。

 そばは堅め、手打ちならではの不揃いな太さが食欲をそそる。うどんも手打ちで提供するが同じく、堅め。汁の味付けは出汁を効かした濃いめ。新潟出身の和子さんの味付けだという。鍋焼きや煮込みなどのそば(うどん)では、具にしっかり味が染み込むので熱狂的なファンからの支持を得ている。

 

 近年になり周辺に宅地も増え賑やかになった一方で、近所の人でも「ここに、そば屋があることを知らなかった」というほどわかりにくくなった同店。このほど心機一転して遠くからでも見えるように外看板を制作、内装の工事も行った。カウンター10席、テーブル16席、全26席・15坪の店内を一斉にリニューアルした。

 「看板を制作してから今まで来店されたことのないお客さんも来店するようになりました」と、佐藤敏明さんは外看板の効果を笑顔で語る。

 目下のところの悩みは、「たぬきやです!って電話に出ると、天ぷらそばを注文するつもりだったお客さんも何となくたぬきそばを注文してしまうようなんです。出前先でトラブルになったことも何度かあって…」と苦笑する。

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MyFuna編集部

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