2014年05月26日 配信

5/26(月)船橋市内にゴーヤ苗420株が寄贈

船橋市の緑のカーテン事業をゴーヤ苗株で支援

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 総合教育センター(船橋市東町834)で5月22日、日本造園建設業協会・千葉県支部よりゴーヤ苗が船橋市に寄贈され、贈呈式が行われた。

 船橋市では、平成20年度より身近でできる地球温暖化対策のひとつとして、「緑のカーテン事業」行っている。緑のカーテンとは、ゴーヤやアサガオなどつる性の植物で建物の窓や壁を覆うことで強い夏の日差しを和らげるとともに植物の蒸散作用を利用して建物の温度上昇を抑えるなど、さまざまな効果が期待できるもの。過去、市内の6公共施設の実績では、日陰部分で外壁が最大4度、外気温は1~2度低いという結果が出ている。

 同協会が行うゴーヤ苗の寄贈は今年で4回目、平成22年の東日本大震災の影響で自主的な節電を求められたことがきっかけだという。船橋市の地球温暖化対策の取り組みに賛同し、市民が身近に行える緑のカーテンを手助けできたらとの思いから寄贈が始まった。

 また、苗の種類は、「誰もが簡単に育てられる植物」という前提のもと選定されている。当初は朝顔の苗という案もありましたが、ゴーヤは食べることができますしね。それとつるが苦いから虫がよりつきにくんですよ」と、日本造園建設業協会千葉県支部の鈴木一彦さん。

 苗は、毎年3月に種をまき、芽を出し少しつるをつけた状態で保管し、5月下旬に贈られる。今回は420株を、市内の小学校27校、中学校14校、特別支援学校1校、適応指導教室1校にそれぞれ分配する。

(鷲野)

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MyFuna編集部

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