2014年05月19日 配信

5/19(月)三番瀬海浜公園で湊町小学校児童が潮干狩り

郷土料理「ふうかし」を味わう

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 ふなばし三番瀬海浜公園(船橋市潮見町40)で5月14日、湊町小学校(船橋市湊町1-16-5)の全校児童490人が潮干狩りを行った。

 地域にある海を子ども達に知ってもらおうと平成17年から保護者や地域の人たちの協力のもと毎年行われている同企画。教職員を含め参加総数は600人を越える一大事業に成長した。

 
 開会式の後、子ども達は歓声をあげながら約1時間にわたりアサリを採り、袋が貝でいっぱいになる児童も。採ったアサリは「味噌汁にする」「スパゲッティのボンゴレ」「洗ってお母さんにあげる」「沢山採ったのでおじいちゃんにあげる」と笑顔をみせる子ども達。中には「貝は好きでないけど、宝探し気分」と答える児童も。

 
 潮干狩り後の昼食には、保護者が用意した郷土料理のアサリ汁「ふうかし」が配られた。冷蔵施設のなかった昔、地元の漁師達はアサリを蒸かして輸送していた。その蒸かし汁に少量の味噌を加えたまかない料理が「ふうかし汁」の由来といわれる。「アサリのだしがおいしい」「大人の味」「地元の誇り」と子ども達にも好評だった。

 開会式では「貝を採るだけでなく、周りをみてみよう。船や工場があり、こんなにきれいな海があることを知ってほしい」と、藤澤一博校長。「アサリの他、カニやヤドカリなどがみられた。これらの生き物に感謝しましょう」とも。

(大野)

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MyFuna編集部

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