新規採用職員の消防技術を披露
船橋市北消防署行田分署(船橋市行田2-1-1 TEL047-438-2117)で、5月9日、松戸徹市長と伊藤陽基消防局長を迎え、4月に消防局に新規採用された職員13人が研修成果を発表した。
約1か月にわたり職務に必要な基礎知識の講義や、災害に対応する技術・体力を身につける訓練を受けてきた新規職員。整列・点呼などの通常点検と礼式作法訓練の後、防火衣の着装訓練と、4種の資機材(三連はしご・チェンソー・投光器・空気ボンベ)の取扱訓練が行われた。
最後に、高さ約7メートルのビルの2階で火災が発生したという設定で、消防用ホースによる模擬放水、はしごを掛けての救出活動、ストレッチャーによる被災者の担送などの消火活動訓練が行われた。
成果を発表した新規職員の槇坂健人さんは「父が消防士で、自分もなりたかった。自らの命を守れるからこそ、人の命を救えると今回の研修で知ったのが大きな収穫だった。指導していただいた教官に大変感謝している」と語った。
また、指導に当たった澤田幸昭さんは「新規職員は訓練前と比べ大きな声が出て団結心が強くなり、時間をきっちり守るようになった。今回の出来栄えは90点で、残りの10点は今後の配属先で身に着けると思う」と語った。
(大野)
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