ボーイスカウト船橋地区が結成から50周年に
日本ボーイスカウト千葉県連盟船橋地区が結成から50年の節目を迎え4月20日に記念の式典を船橋市民文化ホール(船橋市本町2-2-5)で開催した。
船橋地区の結成は昭和39年、東京オリンピック開催の年だという。戦後のボーイスカウト運動に合わせて昭和24年、千葉県連盟創立。同時に船橋第1団が発足した。15年後の昭和39年には1団・3団・5団・6団の4個団で日本ボーイスカウト千葉県連盟船橋地区を結成したという。
式典では、来賓のあいさつに続き、50年の歩みをまとめたスライドを公開。功労者の表彰や船橋市から船橋地区への感謝状の授受、所属各団のビーバー隊・カブ隊・ボーイ隊らが中心になって地域特徴を活かした出し物を披露し、来場者の笑顔を誘った。
この日来賓で訪れた松戸徹市長は「歴代の会長が多くの子どもたちを育ててくれたことに感謝している」と挨拶。元内閣総理大臣の野田佳彦さんは「大人数で高齢者を支えてきた胴上げの世の中から、現在は騎馬戦の世の中。近い将来には一人が一人を支える肩車の時代が来る。そう言った時代にボーイスカウトの活動は必要」と語った。
この日の式典は盛大に行われたが、その陰でスカウトメンバーの大幅な減少が問題とされている。「昔よりも子ども向けの習い事が増えた。ボーイスカウトもサッカーだったりバスケットボールだったりという活動を取り入れることも検討する時期かも」と、ボーイスカウト関係者は語った。
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