2014年03月17日 配信

3/17(月)TOHOシネマズららぽーと船橋で「春を背負って」試写会

大自然の山小屋に集う人間ドラマを描いた最新作

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  TOHOシネマズららぽーと船橋(船橋市浜町2-1-1 ららぽーとTOKYOBAY TEL050-6868-5057)で3月11日、大自然の中の山小屋で生きる人々の人間模様を描いた映画「春を背負って」の完成記念試写会が開かれ、木村大作監督の舞台挨拶が行われた。

  物語は、亡き父の山小屋「菫小屋」を継ぐことになった主人公と、そこに集うさまざま理由を背負った人々が、大自然の中で生きる力を取り戻していくヒューマンドラマ。

  金融業界から父の死をきっかけに山小屋を継ぐことになった主人公・長嶺亨に松山ケンイチさん、とある事情がきっかけで菫小屋で働いている女性・高澤愛に蒼井優さん、キーマンとなる山男・多田悟郎に豊川悦司さんをキャスティング。

  主題歌「心の手紙」は山崎まさよしさんが担当している。

  同作品は、作家の笹本稜平さんの同名小説が原作。「人は何かを背負って生きていくしかない」という人生哲学をもつ木村監督は、本のタイトルに惹かれ、物語に運命めいたものを感じたという。

  この日、約100人集まった観客に、木村監督は舞台挨拶で、原作では奥秩父だった舞台を、360度どこを見渡しても絵になる富山県の立山連峰に変更した理由などを明かした。

  また、作中で何度も見られる荷物や人を背負うシーンについても、松山さんと監督、スタッフの三人で雪山に出向き、実際に何度も何度も特訓を行ったなどの秘話を明かした。

  今回の完成記念試写会では、全国47都道府県の映画館を木村監督がみずから自家用車を運転して回り、観客ひとりひとりに名刺を配り映画をアピールしているという。

  木村監督は「お客さんの反応がダイレクトに分かるというのもあるけど、自信作だからひとりひとりにちゃんとアピールしたい。作品もそうだけど、見えない部分に手を抜きたくないんだよね。何というかね、映画人の心意気ですよ」と笑顔で語った。

  映画は6月16日、全国の東宝系で公開。

(鷲野)

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MyFuna編集部

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