3/15（土）馬込沢駅前に「クラブ・ハッシャンバイ」オープン

童謡と酒を楽しめる店、貸切イベントも

　東武野田線馬込沢駅前にある童謡文化園の2階に、「クラブ・ハッシャンバイ」（鎌ヶ谷市馬込沢2-16 TEL080-6562-3955）が2月4日、オープンした。

　「童謡文化園」はNPO法人童謡文化を広める会が運営し、会は次世代に童謡文化を広げるべく10年前に発足された団体。同会の理事長で声楽家の瀬川千里さんがオーナーとなり、3年前に同じ建物の2階に展示喫茶「Lala Ru（ララルー）」をオープン。店内面積は、約15坪。カウンター9席、テーブル4対11席。

　「Lala Ru」は昼の時間帯をメーンに営業、地元の素材を使った料理や本格的なドリップコーヒー、さらに和洋交えたデザートを提供している。

　近隣の主婦層の利用客が多い同店だが、男性でも童謡をはじめ文化について語り合える場所を提供したいという思いから、17時以降の夕方の時間を「クラブ・ハッシャンバイ」と店名を変え、お酒やおつまみ類も用意して運営をすることとなった。

　お酒はビール、ワイン、ウイスキーなど品ぞろえ豊富だが、「居酒屋ではないので、美味しい料理とほどほどのお酒を、音楽を楽しみながら、童謡文化について語り合う場所としてつくっています」と、同店の野澤さん。

　メニューは日替りおつまみ（200～300円）と、予約人数・目的に合わせた料理で対応。「開店してまだ1カ月。もっとたくさんのメニュー作りも考えています」とキッチン担当の山崎さん。

　「ハッシャンバイ」とは、代表的な子守歌のタイトル。オーナーの瀬川さんは「こうした場を持つことでもっと多くの方々に童謡を知っていただきたい」と語った。店内は童謡にまつわる貴重な本やレコードなども展示。今後も様々なイベントを計画中だという。

　営業時間は17時～21時。金曜日不定休。予約制。

（喜多）

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