2014年02月26日 配信

2/25(火)市船商業科が梨スポーツドリンク企画・販売

ふなっしーが「公認ドリンク」を宣言

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 多数の優秀なスポーツ選手を輩出している事で全国的に知られている市立船橋高校の商業科生徒がスポーツドリンクをプロデュースし、2月25日に船橋東武(船橋市本町7-1-1 TEL047-425-2211)で記者会見を行った。

 今回の取り組みは同校商業科の授業の一環として行われたもの。机に座って授業を受けるだけでなく、実践的な教育をすることを理念としている同校では、以前にも、文化祭のときに校章のマークを取り付けたマスコットキャラのキティちゃんのキーホルダー「市船キティ」を制作し校内で販売した事も。

 今回は学校内での単発販売ではなく一般市場で販売できるもの、そしてスポーツや部活動が盛んな同校ならではの商品をと考えたところスポーツドリンクに決定した。

 開発販売に携わったのは、同校の商業科2年の生徒15人と海上雄太先生。共同開発は健康企業研究所(東京都文京区)。同社担当の石川さんと海上先生は、共に同校のOBであり、野球部の先輩後輩という間柄。

 全校生徒、職員、保護者をはじめ、出身中学やOBのプロスポーツ選手まで2927人にアンケートを行い、市場調査からはじめた。生徒たちは石川さんレクチャーのもと商品開発、パッケージデザイン、販売促進のPOP作り、船橋市内での小売店探しなども全て自分たちで行った。

 「分からないことだらけで本当に大変でしたが、すごく充実した取り組みでした。後輩たちにも引き継いでもらって経験してほしいです」と、語るのは、企画部担当の古堅はるかさん。

 ドリンクの味は、船橋市でブランド認定している「梨」をイメージした梨風味(30グラム(1リットル用)5袋入り・500円(税抜))。成分には、クエン酸と必須アミノ酸BCAAを配合し、疲労回復と運動後のリカバリーに最適だという。企画部担当の高橋愛璃さんは「後味がすっきりとした飲みやすいスポーツドリンクに仕上げるため試行錯誤しました」と語った。

 今回の発表会へ応援にかけつけたのは、ゆるキャラの「ふなっしー」と「船えもん」。「さらっとしていて飲みやすいなっしー。これは必需品なしなー」とふなっしー。船えもんからは「いつも船橋のよいものを探し歩きまわっているので疲れた時にぴったり。とても美味しい」と、それぞれが商品に太鼓判を押した。

 また、ふなっしーは「ふなっしー公認のなし汁に認定するなっしー」とコメント、生徒たちは大喜びで中にはこれまでの苦労を思い出してか涙ぐむ生徒も。

 「市立船橋アスリートウォーター」は既に1万箱を生産。船橋市内の東武百貨店船橋店とスポーツ用品店「スポーツオーソリティ」千葉県内の8店舗で取り扱っている。3月24日には東武百貨店で生徒たちによる販売会も予定。今後、インターネット上でも販売する予定だ。

(鷲野)

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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