2014年02月19日 配信

2/19(水)老舗蕎麦屋「夏見屋」がリニューアル

4代目のセンスが随所に光る「夏見屋」

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 京成中山駅より徒歩1分の立地にある手打ち蕎麦「夏見屋」(船橋市本中山1-8-15 TEL047-334-6233)が2月1日、4代目店主石井善幸氏(39)に代替わりしてリニューアルオープンした。

 同店は創業が大正12年の老舗蕎麦屋。建物の外観リニューアルも、「寺町の風情を壊さないように気をつけた」と石井さん。道路に面して出入り口をつけるのではなく、長いアプローチの先に入り口があるモダンな造りとなっている。

 入り口傍に初代から使い続けている木彫りの大きな看板が構えているという粋な演出も。同看板には創業者石井栄次郎さんの名が刻まれている。23坪の店内は、カウンター5席、テーブル席12席、ボックス席2ヶ所の計28席。

 蕎麦とうどんのメニューが中心のランチタイムが終わると、すぐに夜メニューの仕込みに入る。リニューアルオープンからまだ1カ月も経たないが、これまでの馴染みの客から、新規の客まで幅が広がり、土日も宴会や法事の客でほとんど貸切になると状況だという。

 昆布、椎茸、煮干し、鰹の粗削りだけで作った蕎麦やうどんのスープは、「少々味が薄く感じるかもしれないんですけど、汁を飲み干してほしいからなんです」と石井さん。にしん蕎麦(1500円)やにしんうどん(1500円)は3日間じっくり炊いたにしんを使用し、卵とじやダシ巻き卵(700円)には船橋市内の奈良養鶏園の「奈良たまご」を使用。

 たぬきうどん(1000円)やたぬき蕎麦(1000円)には桜海老と長葱と三つ葉で天かすを作る。塩は自家製にするなど、石井さんのアイデアやこだわりが随所に散りばめられている。

 20年近く他店で板前を続けてきたという石井さん。2月から妻といっしょに「夏見屋」を再スタートさせ、「手ごたえを感じている」という。

 営業時間は11時30分~15時(L.O.14時30分)、17時30分~22時(L.O.21時30分)。定休日は木曜日。

(大西)

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  ↑生湯葉とはんぺんの絶品ふわふわ卵とじ蕎麦(1300円)

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MyFuna編集部

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