2/18(火)船橋の作家・森沢明夫さんが、「22世紀の般若心経」出版
般若心経を一般人にも分かりやすく
船橋市内在住の作家・森沢明夫さんが、昨年11月29日に一般の市民にも分かりやすい書き口で般若心経の訳をする「22世紀の般若心経」を出版した。
出版は、主婦の友社(文京区関口1)。森沢さんは、小説の題材を調査する中で偶然般若心経に出会い、そこに込められた意味を知り「多くの人に知ってもらいたい」と考えるようになり、現代人が読みやすい平易な文章での現代訳を出版することを決めたという。
そのすぐ後に、出版社から写真家の古財秀昭さんが撮影した「動物園で暮らす動物たちの写真」を使った写文集を作りたいというオファーがあり、同書が生まれたという。
本書の巻末で森沢さんは、「般若心経を万人から愛される普及本にすることを思いついた。22世紀になった頃には、誰もが当たり前のように般若心経の教えを理解し、実行していて、この世には笑顔が満ち溢れている…そんなイメージを脳裏に描きました」と語っている。
これまで、敷居が高く、小難しい説法だと思っていた般若心経が、実はシンプルな「赦し」と「癒やし」に関する教えだと気付いた森沢さんは、「老若男女誰にでも読んでいただきたい」と考えている。
とくに、「自分の人生に苦しさや悲しみを感じている人に読んでいただきたい。中学生でも簡単に理解できるやさしい言葉で書いたので若い世代にもしっかり広まってくれたら」とも。
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