2014年02月13日 配信

2/13(木)吉澤野球博物館が35年の歴史にピリオド
今年度末をもって休館

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 一般財団法人「吉澤野球博物館」(船橋市本中山1-6-10 TEL047-334-3675)が今年3月30日をもって休館になることがわかった。

 1979(昭和54)年に開館した同館の創設者、吉澤善吉さんが100歳を迎え、「今後も野球の歴史を残していきたい」という気持ちから、船橋市に同博物館を寄贈することになったという。

 現在、代表理事の海保睦子さんが中心となり、スタッフ総動員で市に寄贈にするための諸作業を進めている。「結婚より離婚の手続きのほうが大変とよく言われるように、開館よりも休館や閉館のほうが財務整理などがあり大変ですが、いい思い出が沢山詰まっています」と、語る海保さん。

 同博物館は、1925(大正14)年に創設された、東京六大学野球の資料がメーン。当時、リーグ戦は一世を風靡(ふうび)した存在だった。1929(昭和4)年には黄金時代を迎え、戦争による影響も受けはしたものの、1936(昭和11)年に発足したプロ野球公式戦の人気をはるかにしのいでいたという。

 そんな時代の資料は戦災などで散逸したものも多く、それを憂慮(ゆうりょ)した吉澤さんが、コレクションしていた資料を中心に1979(昭和54)年、私財を投じて同博物館を創立した。

 開館当時は資料を保存するだけの財団法人「吉澤野球資料保存館」だった同館。しかし博物館法により登録博物館となり、2001(平成13)年に財団法人「吉澤野球博物館」と改称、2003(平成15)年には地域文化への貢献も目指し、2階を増築して美術展示室を併設した。美術展示室はもちろん吉澤善吉さんの美術コレクションが基盤となり、財団所蔵の美術品を一般公開している。

 最後のイベントとして、2月15日から3月3日まで2階美術展示室で「中山お雛祭り」を開催。所蔵作品のほか「小さな雛たち」、和洋女子大資料館所蔵の「裁縫ひな形」などが展示される。

 市に寄贈された後、再開日も含め市がどのような形態で展開するのかは未定。

 入館料は大人500円(300円)、小・中学生250円(150円)。開館日は2月21日・3月3日を除く火曜、水曜、土曜、日曜、(夏季・年末年始は休館)。開館時間は10時30分~16時(入館は30分前まで)。

※( )内はイベント時の料金

(大西)

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