1/29(水)きららホールで「市船PTAシンポジウム」
障がいを持つ子どもたちのために
市立船橋市特別支援学校及び支援学級のPTAが主催して、障がいを持つ子どもたちの将来を見据えた船橋独自の福祉サービスのあり方を語り合う「市船PTAシンポジウム」が29日、きららホール(船橋市本町1-3-1)で行われた。
同シンポジウムは、船橋市内の障がいを持つ子どもたちと、福祉サービス事業者との情報交換を目的として開催。特別支援学校及び学級の生徒が18才の春を迎えるタイミングに合わせて、福祉就労に関するニーズを一本化し、関係機関に伝えてゆく「船橋スタイル」を構築することを目指している。
シンポジウムのパネリストとして、市内で福祉作業所を経営するさざんか会の理事長・宮代隆治さん、ぐらすグループ代表の友野剛行さん、ふらっと船橋所長の清水博和さん、船橋市障害福祉課の渋谷浩一さん、松浦年洋さんが参加。きららホールは、ほぼ満席の状態でシンポジウムが開催された。
シンポジウムでは、市内作業所の現状や福祉ニーズなどの現状が報告され、西部地域、南部地域に福祉作業所が不足していることや、支援学校を卒業したあとの就労支援に関する問題が取りざたされた。
今後、船橋スタイルと呼ばれる、障がいを持つ子どもの親と福祉サービス事業者の相互における情報交換会は年1回のペースで定期的に開催される予定だ。
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