2014年01月23日 配信

1/23(木)宮本小学校で行政相談委員の「出前授業」

行政相談委員の活動を寸劇で紹介

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 宮本小学校(船橋市宮本7-10-1 TEL 047-422-6187)で1月22日、行政相談委員が6年生を対象に、その活動内容を説明する特別授業を行った。

 行政相談委員とは、総務大臣より2年の任期で委嘱された民間有識者で、国の仕事に関する苦情や意見などをボランティアで受けている。今回会場となった宮本小学校で校長を務めた勝股政雄さんをはじめ、船橋市には7人の相談員がいる。教員経験者が勝股さんを含めて3人いるので学校との連携が図りやすいという。

 今回のような特別授業は、昨年度金杉台小学校で行われたものを皮切りに、本年度は12月13日に行われた小栗原小学校に続く2回目。6年生は12月と1月に社会科の授業で「私たちの生活と政治」を学習するため、学習内容とリンクさせてのこの時期の開催を行った。

 また、国民生活を向上させるためにも、国民ひとりひとりが積極的に考えて政治に関わることが大切だという事の理解と、行政相談委員の周知・活用が目的となっている。

 授業は、まず市内の国道410号の写真をプロジェクターで紹介。その写真を見て何を思うかを問いかけると、子どもたちからは「歩きにくそう」「見通しがよくない」などの感想があがった。

 次に数ヶ月後の同じ場所の写真が紹介され同様に問いかけると、今度は「道端の草が刈られて歩きやすくなった」「見通しがよくなった」と感想が。そしてなぜ数ヶ月の間にこのような変化があったのかを考えさせた。

 行政相談委員が市民、行政相談委員、役所、会社という役を担当し、子どもたちに寸劇で授業をわかりやすく説明した。国民が意見や苦情を行政相談委員に持ちかけることによって、行政委員から役所へ、そして役所が工事などをする会社を選び発注、工事が完成して解決するという一連の流れが説明した。

 国から委嘱されている行政相談委員だが、相談の内容は市や県で管轄してるものが多く、それぞれ県なら県庁へ、市なら市役所へ話をもっていくという。船橋市では毎月2回定例相談日(13時~16時)を設け、フェイスビルに行政相談委員が3~4人スタンバイし相談を受け付けている。

(大西)

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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