2013年12月23日 配信

2/23(月)海神の仏具通販店「Bee-S」、ガラスの骨壺を販売

亡き愛娘への想いを形に

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 海神の住宅街の一角に事務所を構えるハンドメイドガラス仏具通販店「Bee-S」(船橋市海神6-9-10 TEL047-401-2714)が12月16日から、女性ユーザーを対象としたガラス骨壺の販売を開始した。
 

 同店を経営するのは住吉夫妻。生後8か月でこの世を後にした愛娘・花彩(はいろ)ちゃんの仏具を揃える際、なかなか納得する物が見つからず知り合いのガラス職人に仏具の制作を依頼した事がきっかけだという。

 「花や綺麗な色でいっぱいに囲んであげるなど、花彩にしてあげたかった事をガラスに込めました」と、妻の育代さん。「自分たちと同じ想いを持っている人は他にもいるにちがいない」と、夫の良之さんと5年前に同社を設立。

 以来、花彩ちゃんの名前から由来する仏具「HAIRO」シリーズをはじめとした、ハンドメイドガラス仏具通販店として夫婦二人三脚で行っている。
 

 今回販売を開始したのは、「Sourire(スーリール)」(29,800円)、「Chouchou(シュシュ)」(24,800円)、「Coccinelle(コクシネル)」(23,800円)のガラスの骨壺3種。
 「Sourire」はガラスの起源であるメソポタミア時代から伝わる技法パート・ド・ヴェール製法をベースに制作され、フランス語で「微笑み」の意味を持つ。
 「Chouchou」は、「お気に入り(の人)」の意味で、大切な故人を飾るために華やかな彩りの一品ものをテーマに、国内では一般的な宙吹きガラス製法で制作。
「Coccinelle」はてんとう虫をモチーフに、丸みやなめらさのあるフォルムが特徴的だ。
 同店のガラス仏具セットを購入した利用客から、「仏具に合う可愛い色柄の骨壺も欲しい」とのリクエストが多数寄せられ、商品の開発を決めたという。
 

 他にも「MAORI」や「KARIN」などさまざま「想い」をテーマにシリーズを展開。香炉・火立・花立て(×2)・仏飯器・茶湯器・線香立を3点~7点のセットで提供している。

 サイズや色も要望があれば変更が可能な為、大切な人の仏具としてはもちろんの事、最近ではペットの仏具としても需要が高まっており全国各地から問い合わせが来るようになった。
 

 普段は縫製の仕事もしている育代さん。仏具セットに合わせ、可愛らしい「骨壺カバー」(2500円)の製作も進めている。良之さんは、インテリアとカラーコーディネーターの資格を取得。「大切な人を亡くした悲しみを少しでも和らげる手伝いがしたい」と、今後は空間コーディネートの手伝いも進めていく予定だ。
 

 「悲しみは何かでまぎらわせないと、どんどん深みにはまってしまいます。大切な人を想いながら選ぶ楽しさで、少しでも笑顔に、前向きな気持ちになってもらえたら嬉しい」と、育代さん。今では4才と2才の男の子に恵まれ、毎日家族で花彩ちゃんの仏壇に手を合わせているという。

 商品の購入・問い合わせは公式ホームページhttp://bee-s.net/から。

 購入の際MyFunaカード会員番号をメールに記載すると、25センチ×35センチの仏具用敷物プレゼント。2014年3月31日まで。

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↑「HAIRO」シリーズ ↑Sourire(左)・Coccinelle(中)・Chouchou(右)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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