2013年12月19日 配信

12/19(木)三番瀬のホンビノス貝が商品化「江戸前クラム」誕生

農商工連携で船橋漁港の幸を商品化

sandaime.jpg  
   

 船橋漁港で水揚げされたホンビノス貝を商品化した「江戸前クラム」がこのほど商品化され、都内の百貨店を中心に高級カタログギフト用商品として販売開始される見通しだ。

 「江戸前クラム」を開発したのは、西船橋産の小松菜パン缶詰の企画・販売で実績のある水越(東京都北区西ヶ原3-60-6 TEL03-3917-0523)。当初、国の認定を受ける「農商工連携事業」として水産卸業のかねはち水産(船橋市湊町1-12-12)や日本橋の有名洋食店「たいめいけん」三代目の茂出木浩司さんとともに2年間かけて開発を進めてきた。

 

 きっかけは、小松菜パンを開発した際に知り合った平野代一さんから紹介を受けた内海金太郎さんとの出会い。震災直後、船橋漁港での被災について話を聞き、「最初は船橋漁港を救いたいという純粋な気持ちから。クラムチャウダーのブランド化で船橋市をPRしてゆきたい」と、水越代表。ホンビノス貝を多くの人に認知させることで、日本一の水揚げ量を誇る船橋漁港も一緒に広めてゆこうという考えだ。

 2年半の歳月をかけ、完成させたのはクリームベースの「クラムチャウダー」、トマトベースの「マンハッタン・クラムチャウダー」、野菜をたっぷりと使った「クラム・カレー」の3種。いずれも1缶あたり280グラム。ギフト用商品として開発されたため価格は、1缶あたり800円ほど。6缶セットの場合5000円を予定。

 問い合わせは、03-3917-0523。 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード