2013年12月15日 配信

12/15(日)御滝花園のシクラメンが出荷ピーク

約1万株の色とりどりのシクラメンを全国へ

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 御滝公園向かいの園芸農家「御滝花園」(船橋市南三咲2-15-6 TEL047-448-2222)のビニールハウスで約1万株のシクラメンが、全国へ出荷のピークを迎えている。

 同園は大正7年、三井財閥グループと千葉大学園芸部がオランダより輸入したチューリップの球根を試験栽培する日本球根植物試験場として開園。戦前は牡丹や西洋芍薬などの露地栽培を、戦後からは温室での花卉栽培に転換、日本国内でパイオニア的に生産と供給を果たしてきた。

 シクラメンは1960年後半頃から栽培を始め、同園の主要品目となっている。

 今年は1年かけて育てた色とりどりの約1万株のシクラメンが開花し、11月下旬頃から温室を開放して直売を行っている。中でも、まだ流通の少ない希少品種「プリマドンナ」はドレスのフリルのような花弁が特徴で、シクラメン愛好者からも好評だ。「通常のシクラメンに少し飽きてしまった方にもオススメです」と、代表の三好邦周(くにちか)さん(42)。

 他にもプリムラなどの花の販売も行っており、パンジーとビオラはすでにほぼ完売。同園では1鉢から1株まで臨機応変に対応し、それぞれの家庭の環境に適した栽培方法にも対応する。また、2月と8月以外は小さな子どもや初心者でもできる園芸教室」を開く事も。「友達に勧められてきましたが、色んな種類の花があって目移りしちゃいます」と、初めて同園を訪れた近隣に住む女性。

 営業時間は9時~17時。直売所は1月初旬まで。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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