2013年12月08日 配信

12/8(日)芝山中学校で防災学習

災害時の地域を守る担い手を育成

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 芝山中学校(船橋市芝山1-40-11 TEL047-464-3448)で12月4日、1年生102人と地域ボランティアによる防災学習実施訓練が行われた。

 以前より船橋市では、災害から身を守る為、災害に対する知識や対処能力を早い段階で身につけ、いざという時に地域を守る担い手として中学生を対象にした防災学習を行ってきた。

 自分たちが住んでいる街や通学路の危険個所を事前にチェックし、それを地図に書き込みオリジナルの防災マップを作成する「災害図上訓練」、心肺停止における応急処置の仕方や訓練用人形及びAEDを使用した心肺蘇生法を行う「災害時応急救護訓練」を11月から3回の授業にわけて行ってきた同校。

 最終日となったこの日は、自分たちで作成した防災マップを基に、町会・自治会、防災士会千葉県北部支部、災害救護ボランティア・船橋SLネットワークのボランティアスタッフと協力して現地調査及び発表会を行った。

 11個の班に分かれ、スタッフと一緒に普段通る通学路エリアを散策する生徒達。「地震の時は建物の被害が少ない場所に逃げようね」「災害の時は携帯が使えない事が多いから、電話ボックスのある公園もチェックだよ」など、実際の建物と地図を比較しながらボランティアスタッフからアドバイスが行われた。

 「普段は全然気にしていなかったけど、こうしてみると危険な場所も沢山あった。災害の時に役に立てるように覚えておきたい」と、1年生の荒谷さん。最後に各班でチェックを行ってきたエリアの発表が行われ、自分たちの住む街の危険個所や注意する点を共有しあった。

 「今回の学習をみんな楽しんで行ってくれました。今後も子ども達と地域の人が力を合わせて災害について備える学習を目指していきたい」と、災害救護ボランティア船橋SLネットワークのスタッフ元吉さん。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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