12/1(日)イオンモール船橋で「大震災の記憶と防災・減災展」
関東大震災から東日本、そして大島台風まで
イオンモール船橋(船橋市山手1-1-8 TEL047-420-7300)で企画展「大震災の記憶と防災・減災展」が12月5日まで、同モール1階・光の広場で行われている。
企画展は、国土交通省が主催でイオンモール船橋が会場を提供している。関東大震災から90年の節目を迎え、東日本大震災から3年が経とうとする今、大島の台風など「自然災害の脅威を風化させないように」との思いを込めて防災意識の向上に結び付ける趣旨で東京都、神奈川県、千葉県の3か所で開催されているという。
企画展は、大きく3つに区分されている。東日本大震災の被害状況や国土交通省の対策などを紹介する区画と、関東大震災の影響や当時の様子を伝える区画、大島の台風による爪痕を紹介する区画で、それぞれに写真や被害状況を感じさせる資料とともに展示されている。
中でも最もボリュームの大きい「東日本大震災」を伝える区画は、福島県、宮城県、岩手県の東北3県の震災前と現在の空撮写真を並べて展示。一目で震災被害の凄まじさと復興の遅れが分かるように工夫している。
それぞれの県については、福島県で相馬市など2ヶ所、宮城県で仙台空港、名取市、気仙沼市、石巻市など12ヶ所、岩手県では陸前高田市、大船渡市など7カ所の空撮写真をパネルにして紹介している。
また、茨城県、千葉県(浦安市、旭市、山武市)の震災被害があった関東2県についても紹介。震災直後の街中や被害状況の写真と現在の写真を並べて展示する。
会場は同モール内でも最も多く人が行き交う場所にあるため、多くの買い物客が、「おぉ」「そうかぉもう3年だもんなぁ」「関東大震災から90年になるんだ」「何にもなくなっちゃってるじゃない」など感想や感嘆のため息をもらしながら、展示された資料の前で足を止めていた。
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