2年ぶり19回目の全国大会出場へ
市立船橋高校(船橋市市場4-5-1)サッカー部が11月17日、ゼットエーアリプリスタジアム(市原市)で行われた、第92回全国高校サッカー選手権大会千葉県予選決勝で流通経済大付属柏高校と対戦、1対0で勝利し優勝を果たし2年ぶり19回目の高校選手権全国大会への切符を手に入れた。
同校と市立船橋高との選手権での対戦は、過去4回あり2勝2敗と五分の成績。5度目の対戦となる今回は、今夏行われた高校総体全国大会決勝と同カードとなり、一部のファンからは「事実上の全国大会決勝」と注目を集めた対戦となった。
両校ともに守りの堅いチーム。前半は両校ともにチャンスを作りだし、流経大が5本、市船高が1本のシュートを放ったが前半は0対0で折り返した。
試合が動いたのは、後半25分。コーナーキックから放たれたボールが競り合いの中でこぼれ、ゴール前に詰めていた柴戸海選手(3年)の元へ。詰め寄る相手ディフェンスを冷静に胸トラップでかわし、右足でゴールに蹴り込んだ。
市船高ゴール直後に、流経大の意地とプライドをかけた猛攻がゴールを脅かし、あわやという場面も見られたが、GK・志村滉選手(2年)の好セーブでピンチを免れた。
試合後、主将の磐瀬剛選手(3年)は「普段通りの展開で、全員でプレーできた」とチームの出来に合格点を出した。また、朝岡隆蔵監督(37)は、「結果がすべて。目標は胸の内に秘めて頑張ります」とほっとした表情を見せた。
↑堅守に阻まれ、チャンスを逃すシーンも | |
↑セットプレーからの流れで、柴戸海選手(DF)が決勝点を決めた |
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