2013年11月16日 配信

11/16(土)飛ノ台史跡公園博物館で「縄文土器のふしぎ」開催
アイランド式の展示で余すところなく土器の魅力を

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 飛ノ台遺跡公園博物館(船橋市海神4-27-2 TEL047-495-1325)で11月2日から12月22日まで、平成25年度企画展「縄文土器のふしぎ」が開催されている。

 日頃来館者から投げかけられる質問や疑問を元に企画されているという同企画展。精巧な造形美を放つ縄文土器に対して、以前から多くの来館者に「土器の文様がなぜ必要だったのか」「さまざまな文様にはどんな意味があったのか」「土器だけを専門に作る人がいたのではないか」など多くの質問が寄せられていたという。

 

 そんな疑問に答える形で「1.文様がついているふしぎ」「2.とんがり底のふしぎ」「3.数のふしぎ」「4.モチーフのふしぎ」「5.華やかな中期土器のふしぎ」「6.人や動物の文様がついているふしぎ」「7.つくった人のふしぎ?」の7つのふしぎと題して、Q&A形式で展示する。

 同博物館では直に本物の土器など展示品を眺めることができる。また、縄文土器の魅力をじっくり感じてもらう為、壁に沿わせて展示するだけでなく、アイランド表示という展示形式をとり全方向から土器を眺められるようにも工夫を凝らしている。

  「考古学的見地からこうだったのではないかとの推測はありますが、みなさんが縄文土器を実際に眺めて、1万数千年前に暮らしていた人々に思いを馳せ、いろいろと想像を巡らせていただけることが一番の願いです」と、学芸員の栗原薫子さん。

(大西)

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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