17万株ともいわれる群生地
馬込霊園の南側に位置する通称「金杉谷津田」(船橋市金杉台1-3-27)で、彼岸花が見ごろを迎えている。
この彼岸花は、平成16年に地元の中学生が球根を植えたものを地元の環境保全グループが株分けを行い現在までの見事な群生地に育て上げた。
地元では知る人ぞ知る撮影スポットとなっており、この時期の開花を心待ちにする市民写真家も多い。今年の猛暑と台風で開花が遅れていた彼岸花は、今最盛期をむかえ見頃となっている。
元来、彼岸花は田畑のネズミ除けとして茎に毒のある植物として、田畑や墓地周辺に植えられたものとされている。そのため、「数株ずつ花咲く姿が田舎の原風景的として日本人の心を打つが、同所のように斜面を真っ赤に染め上げる彼岸花の群生も一見の価値がある」と市民写真家の内記さん。
金杉市民の森から北へ遊歩道でゆくと山の斜面に群生地はあるが、「できれば静かに楽しんでほしいものだ」と地元の写真愛好家。「なお見頃は10月初旬までと思われる」とも。
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