2013年09月17日 配信

9/17(火)きららほーるで「フリー・ハグズ」の公開講座

「フリー・ハグズ」の第一人者「さあな」さんの講演も

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 ここ数年主、都内の若者に流行の兆しを見せている「Freehugs(フリー・ハグズ)」が船橋に上陸、船橋青年会議所が主体となってきららほーる(船橋市本町1-3-1 TEL047-423-7261)で9月10日、女優のさあなさんを招いた公開講座を開催した。

 「フリー・ハグズ」は、2001年にアメリカのジェイソンハンターさんがはじめた活動で、大切な母を亡くしたハンターさんが、母の死後アメリカ中を「Freehugs」と書かれたボードを持って歩き、多くの人と抱擁し合い、「人(あなた)がいかに大切な存在であるか」を伝えて歩いたことからはじまった。

 日本では、2006年9月にYouTube上に公開され、同年12月までの間に1500万件の閲覧を得たことから一般に知られるようになった活動。

 船橋青年会議所では、「和魂洋才(わこんようさい)」をテーマに「フリー・ハグズ」を取り入れた例会を企画。市民に向けて「西洋の素晴らしい文化を取り入れ、日本人の良さを再認識しよう」と準備を進めてきた。

 開催に先だって数回にわたって、担当チームのメンバーが船橋駅や津田沼駅前で「フリー・ハグズ」を体験。その体験に基づいて得た実感から「知らない人との抱擁で自分の大切さを知り、人の大切さを実感する。ハグは人の心を温かくする」と判断。今回の公開講座の開催に踏み切った。

 

 当日は、女優で日本の「フリー・ハグズ」活動第一人者であるさあなさんによる講演や「フリー・ハグズ」の体験を含めた公開講座を実施。関係者、市民合わせて約70人がきららほーるに詰めかけ、話に耳を傾けた。

 さあなさんは講演の中で「初めてフリーハグズを動画で観で感動した。この活動が日本を救う」とフリー・ハグズに取り組んだが、当初は誰にも見向きもされなかったこと、抱擁の意味を取り違えた人に出会って困った話などを披露。10万人とのフリー・ハグズを目標に日夜活動を続けていることを紹介した。

 その後、青年会議所メンバーが今回の公開講座を開催するまでに駅頭で「フリーハグズ」を実践しながらその効果を実感してゆく過程の記録映像が流されると、会場から盛大な拍手がおくられた。

 この日、知人の紹介で会場を訪れたという西川則雄さんは「女優のさあなさんの勇気ある行動に拍手をおくりたい」と感想を語った。また別の男性は、「正直男性同士の知り合いでもない人とのハグって・・・と思って今日ここに来ましたが、温かい気持ちになり、人の心の距離を埋めてくれる活動だと実感した」と感動の様子を見せていた。

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MyFuna編集部

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