2013年08月05日 配信

8/5(月)二和の梨農家がオリジナルアイス「梨」「桃」など4種

すべて地産地消。船橋産の農産物がアイスに

IMG_3168nashiaisu.jpg  IMG_3160nahiaisu.jpg 
   

 梨の直売所が街道沿いに多数立ち並ぶことで「梨街道」の異名を取っている「二和三咲地区」の梨農家「船芳園」(船橋市二和東2-6-1 TEL047-448-2158)で8月からオリジナルアイスの販売が始まった。

 「船芳園」は、梨の生産農家だが、自宅用と直売所での販売用に多品種の農産物を少量ずつ生産している。今年、初めて実った「桃」や数年前からチャレンジしてきた「枝豆」や「黒豆」なども「梨」を購入に訪れた来店客に好評だという。

 同園長男の芳光さんが、ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町525)内でアイスクリームを加工・生産・販売している高橋裕武さんに依頼し、試験的に「枝豆」(25個)、「梨」(45個)、「桃」(35個)、「黒豆」(50個)をそれぞれ300円で試験的に販売開始することになった。

 「桃」は、同園の梨の木と一緒に生育させたもので、今年初夏の旬な時期に収穫したものを使用している。「梨」は今年のシーズン最初の「幸水」を使用。独特のざらざらした触感や梨本来の持つ瑞々しさを再現したジェラートタイプで高橋さんの自信作。

 「枝豆」は、直売所で多く取り扱われる品種「ゆあがり娘」を使用。採れたてをそのまま加工に回しているので旬の味わいを逃がさず加工することに成功しているという。豆の粒は、完全にペースト状にせず、舌先にツブツブ感が残るように工夫を凝らしてあり、高橋さんの持つ牧場でとれた生乳の深い味わいにもマッチしている。

 「黒豆」は、豆のうま味に高橋牧場の生乳の濃厚な味わいをミックスしたもので、この日同園を訪れて試食していた40代男性は「お母さんに食べさせてあげたい味」と表現。和風の甘味が上品に表現されているという。

 「今年は桃も枝豆も終わってしまったので『梨』のみ追加生産可能です。地元産の旬な味を詰め込んだアイスやジェラートを食べてみてください」と芳光さん。

IMG_3159nashiaisu.jpg IMG_3172edamameaisu.jpg
↑梨生産者の加納さんとアイスクリーム製造者の高橋さん ↑ツボツボ食感が残った枝豆アイス
   
   

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード