2013年06月02日 配信

6/2(日)船橋再発見 温故知新「はさまいきいき塾」

船橋の過去を振り返り、未来を考える

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 「地域の明日を考える」5回シリーズの「はさまいきいき塾」第1回目講座が30日、飯山満公民館(船橋市飯山満町1-950-3 TEL 047-424-4311)で開催され約30人の船橋市民が参加した。

 第一回目のこの日、講師に「ふなばし再発見!!マガジン MyFuna」編集長の山崎健太朗さん(36)が登場。「My Funa」記事から2009年~2012年に起きた市内の出来事を抜粋、時系列に紹介した。

 それぞれの出来事について経緯や歴史に触れ、補足説明に船橋の魅力を織り込みながら語った。みんなが知っている出来事について裏話が出ると、会場からは驚きの声があがった。

 Jリーガーは市立船橋高校出身が一番多いこと、御滝不動尊の分水嶺、船橋にある個人飲食店をメーンに紹介する「ふなばシル」や、「ふなっしー」と「船えもん」の関係、船橋の原付のナンバープレートは市民デザインの公募で決まった「船を形どったもの」、ご当地名物「ソースラーメン」など、参加者らにとって興味深い話が披露された。

 山崎さんは4年前に「月刊myふなばし」を引き継ぐ形で「My Funa」の編集に携わってきた。「船橋を住みやすい、長く居続けたくなるような街にするために、新聞作りをしている」と創刊の経緯について語った。ひとりで取材に出掛け記事にしているうちに、船橋のことを大まかに話せるようになったのだという。

 さらに、過去の出来事を振り返るだけではなく、そこから見える船橋の未来にも話は及んだ。「船橋の人口は今後も増え続けると予測されているが過信せず住民にとって船橋を離れたくない場所にするために、市民間のネットワークを築き、魅力ある街づくりをする事が大切」と語った。「そのためのインフラを作っていくのが使命、人生をかけてやってゆく」とも。

 飯山満地区生涯学習コーディネーター主催で講座は行われ、「MyFunaは知っていたけれど、中身をよく知らなかった。今回話をきいて、今後興味をもって見てみようと思った」「話はおもしろかったけれど、話と連動した写真も見たかった。ふなっしーやナンバープレートなど、その写真を見たかった」と、参加者からの意見も。

 「MyFuna」は発行部数2万5000部、約2000箇所に配布されているフリーペーパーで、表紙は船橋の宝である子どもたちが彩る。またタブロイド版の新聞「Funaco.」やインターネットニュースを主力としたMyFunaねっと」(50万PV/月間)など読者の属性に合わせた様々な媒体を活用し情報発信を行っている。今後「Funaco.」は新聞販売店や障害者施設、子育て主婦などのネットワークを活用し全世帯配布に挑戦するという。

 「はさまいきいき塾」は6月中にテーマを変え、残り4回開催される予定。問合わせは飯山満公民館(TEL 047-424-4311)まで。

(大西)

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↑山崎さんの問いかけに積極的に挙手する参加者 ↑プロジェクターを使用して、船橋市の出来事を振り返る
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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

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