4/26(金)西船橋北口のダイニングバー「ヤンツェ」
「世界一辛子を使う」ブータン料理」
| ↑店主の立川篤さん(右)と母・富士江さん |
西船橋駅北口より徒歩2分の武蔵野線ガード沿いに3月18日オープンした、ダイニングバー「YANGTSE(ヤンツェ)」(船橋市西船4-26-2 TEL080-9180-4650)がオープンから1ヶ月をむかえた。
ビルの2階にある同店は、敷地面積が15坪でカウンター5席、テーブル12席でソファ席も用意されている。壁は白い木、カウンターはタイル張りでこれらの内装はすべて手作り。カウンター奥の棚には世界各地の酒を並べる。
店主の立川篤さんは不動産会社の建築部門に勤務していたが、「もともと海外で仕事をしてみたかった」という想いから青年海外協力隊に応募。メンバーとして昨年6月までの2年間、ブータンで公共施設の建築支援や図面の手直しなどの活動にあたっていた。店名の「YANGTSE」は、立川さんが活動していた同国の県名「タシ・ヤンツェ」からとられている。
ブータンは「エマ」と呼ばれる唐辛子を、香辛料としてではなく野菜として食べる「世界で一番唐辛子を使う国」と言われている。立川さんは「現地で味わったブータン料理の魅力を伝えたかった」と、ブータンの伝統料理「エマダツィ(唐辛子のチーズ煮込み)」にジャガイモを加えて辛さをおさえた「ケワダツィ(ジャガイモとチーズの唐辛子煮込み)」などをメニューとして提供する。
現在のメニューは、母・富士江さんが作る「茄子の煮浸し」(420円)、「煮込みハンバーグ」(フランスパン付・735円)などのいわゆる「おふくろの味」が中心。日替りでその日の「おすすめ料理」も用意する。
今後は「ケワダツィ」以外にも「パクシャ・パー(豚肉と野菜の唐辛子煮込み)」「ホゲイサラダ(唐辛子とチーズのサラダ)」などのブータン家庭料理を、日本人向けにアレンジしたメニューを順次提供していく予定だ。
ドリンクにはブータンのウィスキー(700円・数量限定)を用意。「日本のウィスキーとは違い、ウォッカに近い感じの味です」と、立川さん。その他、ビール(420円~)、各種カクテル(525円)、ワイン(グラス420円~、ボトル2500円~)、各種ソフトドリンク(300円)を用意する。
「ブータンに限らず、海外での生活や仕事に興味のある人たちがたくさん集まる店にしたい。情報交換ができる場所にできればいいですね」と、立川さんは夢を語った。
営業時間は17時~0時、日曜定休。
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