4/25(木)船橋市消防局が県内初の災害時対策用の重機など導入
特殊災害時の対応力強化を目的に
船橋市消防局(船橋市湊町2-6-10)は3月25日付けで、総務省消防庁より大規模災害発生時における対応力強化を目的として、災害時対策用重機と重機搬送車の無償貸与を受けた。
同重機と運送車は、全国で9車両貸与されたうちの1車両で、千葉県内では船橋市への貸与が初のケース。
車両は北消防署行田分署(船橋市行田2-1-1)に配備され、災害時には緊急消防援助隊の特殊整備部隊として出動、道路上の障害物や倒壊した家屋のガレキ等を取り除く作業など、これまで人力に頼っていた部分への対応力向上を目指す。
重機にはガレキ等を取り除くバスケットの他、障害物を掴む油圧旋回式フォーク、障害物等に穴をあける油圧ブレーカー、障害物を切断する油圧カッターを装備でき、災害の状況に応じて使い分ける。また、遠隔操作装置も搭載しており人の活動が困難な状況でも活動が可能となる。重機のアームは約5メートル伸びるため、高いところの障害物除去にも対応できる。
なお、運用開始は5月1日を予定している。
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