2013年04月04日 配信

4/4(木)高根台団地で「ひとり暮らし高齢者見守り活動」

まもなく2周年、地域ぐるみの見守り活動

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 昭和36年に入居の始まった船橋市内で2番目に歴史のある高根台団地(船橋市高根台4)で住民主導の「見守り活動」が2周年を迎えた。

 高根台分譲自治会では、船橋東警察署と連携をした「ひとり暮らし高齢者等見守り活動」の実施を2年前から行っている。活動は大きく、二つに分けられ自治会単独で実施しているものに「あったか訪問」「声の電話訪問」「地域交流会」の3つがあり「あったか訪問」「声の電話訪問」は、原則毎週火曜日に実施、高齢者世帯・独居世帯・障害者世帯を中心に10時~11時にかけて安否確認を兼ねた訪問活動を行っている。

 「地域交流会」は、「あったか訪問」が終わった後12時~15時頃まで団地の集会室に弁当や茶菓子などを持ち寄り、一緒にランチを食べるというもので毎回20~30人の参加があるという。

 「高根台団地は、市の統計だと他の団地よりも高齢化率が低いように見えるが、分譲地域などを中心に高齢化率が45パーセントを超える地区もある」と分譲住宅自治会の真田良昭さんは見守り活動の必要性を語った。

 尚、この活動の資金は市高齢者福祉課からの交付金を使用しており自治会役員の他、民生児童委員、防犯指導員などの地域ボランティアらの協力を得て行われており、自治会福祉部8人、民生児童委員を含むボランティアが5人の体制が確立されている。

 「最近は、60代などの若い人も地域の活動に参加してくれるようになってきた」と自治会役員の女性。「最初は、地域交流会に参加して一緒に食事してくれるだけでもOK。徐々に地域の実情を知っていただけたら」と、次代を担う若手の活躍に期待を寄せる。

 また、同自治会では船橋東警察署との連携で「ひとり暮らし高齢者宅訪問パトロール」も毎月第1火曜日、第3火曜日に実施。訪問先の家庭に予め電話を入れて警察官を同行しての訪問活動も実施している。船橋東警察署では、同団地を「移動交番」の開設場所に定め定期的に「見守り活動」をサポートしている。

 船橋市内の2警察署では、今年4月から移動交番の配備を増やしそれぞれの警察署に2台ずつ、計4台の移動交番車両の稼働を開始している。

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MyFuna編集部

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