4/3(水)行田西小学校の高橋 諒君が「発明くふう展」で内閣総理大臣賞
全国777件の応募から内閣総理大臣賞
発明協会が主催する「第71回 全日本学生児童発明くふう展」で、行田西小学校の高橋諒くん(3年)が、内閣総理大臣賞を受賞し、報告のため藤代孝七市長を表敬訪問した。
同企画は、こども達にモノづくりを通じて、創作の喜びや発明くふうの楽しさを知ってもらい、その創造力を育てることを目的とするというもの。71回目の開催となる今回の企画展では、全国各地域で開催された「都道府県展覧会」の代表作品から777件の応募があった。
今回、高橋君が受賞した作品は、名称「うちゅうとし」。ドライヤーの風を使って発射台からUFOを風で浮かせ、同時に発射台に取り付けられた未来カーやロケット、宇宙飛行士が回る。さらに、ドライヤーが空気を吸い込む力を利用してプロペラを回し、その回転で発電モーターが作動・発電し、LED電気が点灯するという2つの仕組みを持った作品だ。
作品を作るきっかけは「科学館で空気の力でボールが浮く実験を見たこと」と、高橋君。そこから、自分でも空気の力で浮くおもちゃを作りたいと思い、夏休みの科学風工作の宿題に1ヶ月をかけて制作された。
「UFOがなかなか浮かばなくて、いろんな大きさの発泡スチロールを使ったらうまくいった。重さの調節がすごく難しかった。展示物を見た人たちが驚いてくれたことがうれしかった」と、高橋君は振り返る。
1年生の時に小惑星探査機「はやぶさ」の展覧会を見て「自分も宇宙飛行士になって宇宙に行ってみたい」という夢を持っている高橋くん。「これからも自分の興味を持ち続けて、夢に向かって頑張ってほしい」とエールを送る。しかし「家づくりにも興味があるから、建築家にもなりたい」という一面も。
今年の夏休みの工作については、「今年も作品を作ろうと思ってるけど、内容はまだ秘密」とのこと。
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