2013年03月05日 配信

3/5(火)市民ギャラリーで「房総と広重」展

房総の風景を描いた浮世絵を多数展示

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 船橋市民ギャラリー(船橋市本町2-1-1 TEL 047-420-2111)で5日、平成24年度船橋市図書館所蔵資料展「房総と広重」がスタートした。

 江戸時代後期から幕末にかけて活躍した、日本を代表する浮世絵師の歌川広重は、1844年と1852年の2回、房総の地を訪れている。その際に描かれた、房総の風景や人物画などの浮世絵、約500点を中央図書館で所蔵。今回の展示では、その資料の中から風景画に絞って41点を展示している。

 展示では、浮世絵を飾るだけでなく、広重が房総を訪れた足跡を地図で示したり、浮世絵1枚1枚に解説文を寄せている。「来訪者にわかりやすく絵を見ていただきたいので、この形にしました」と、中央図書館の須藤元夫さん。

 また、図書館職員が来訪者に浮世絵の説明を行うギャラリートークを、毎日11時からと14時からの2回開催。「見るだけでは伝わらない、浮世絵の奥深さを教えてもらって、非常に勉強になった」と参加者。

 「図書館でこれだけの貴重な資料を所蔵しているのは他に例がない。後世に伝えていくために、毎年1回はこのような展覧会を開いていきたい」と、須藤さんは語った。

 展覧会は3月10日まで、開館時間は10時~18時(10日のみ17時まで)。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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