2/25(月)飛ノ台史跡公園博物館でフィールドミュージアム展
人間と自然が共存できる環境づくりを提言
飛ノ台史跡公園博物館(船橋市海神4-27-2 TEL047-495-1325)で2月16日より、「三番瀬フィールドミュージアムinとびのだい」が開かれている。
フィールドミュージアムとは、海や山・川などを博物館に見立て、自然の中で見ることができる生物の生態系や人工物、景観と人間がどのようにつながりを持っているのかを観察し、学ぶ場のこと。
同企画は、フィールドミュージアム・三番瀬の会(田喜野井)の主催で昨年より同博物館で展示を実施。今年は、千葉県野鳥の会の協力で「三番瀬の鳥たちの今」と題し、三番瀬に飛来する鳥たちの写真展示や生態系の紹介、干潟の生き物の資料展示などが行われている。
「縄文時代は飛ノ台の付近まで干潟が続いていました。そのルーツを伝え、歴史上のつながりを広く知ってもらうために、この企画を開催しています」と、三番瀬の会共同代表の佐藤聰子さん。
2011年の東日本大震災以降、三番瀬の生態系にも少しずつ変化が見られているという。千葉県野鳥の会の秋本さんは、「地盤に変化があったことで鳥たちの餌が少なくなり、渡り鳥の飛来が少なくなってきているのが分かります」と語った。
かけがえのない地域をありのままに観察し、それを子どもたちに伝えていく、フィールドミュージアム活動。この活動の今後について「人間と自然が共存をしていかなければいけないのに、それを知らない人が多い。この展示を通じて、地域の自然の大切さを一人でも多くの人に知ってもらえれば」と、佐藤さんは語った。
営業時間は、9時~17時(入館は16時30分まで)。月曜日定休。展示は3月31日まで。
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