2/12(火)船橋アリーナで音楽の祭典「千人の音楽祭」
60団体、2500人が歌い、奏で、踊る
船橋市内の音楽団体が一同に会する市内最大の音楽イベント「第20回千人の音楽祭」が船橋アリーナを会場(船橋市習志野台7-5-1 TEL047-461-5611)にして10日に行われた。
同イベントは、20年前に船橋アリーナ完成を記念して、船橋吹奏楽団の箕輪弘之さんが実行委員長を務め第1回大会を実施、以来毎年2月のこの時期に市民と行政、学生と社会人が一体となって開催してきた。
第一回は、28団体約800人で演奏したという同イベント、20回目の節目を迎えた今回は60団体、約2500人が演奏者として参加した。
関東大会や全日本大会へ出場するなど全国レベルで活躍する小中高校、社会人の吹奏楽団やオーケストラ、合唱団などが中心となって出場する同イベント。今回は同イベントに4度目の出場となるワシントン州のブレイン高校吹奏楽部も登場し会場を盛り上げた。
プログラムは、オープニングに和太鼓集団「郷嵐會」の演奏で幕を開け、続いてブレイン高校吹奏楽部の演奏、820人の小中学生による「小中学校合同吹奏楽」の演奏、豊富小学校、法田中学校吹奏楽部による「マーチング」、市立船橋高校OBでアカペラヴォーカルグループの「PINO☆」による「アニメメドレー」、約100人による小中学校合同合唱、640人での小中学校合同オーケストラ、市民公募による船橋ゴスペルコーラス、市内に住む箏・三絃・尺八の指導者による船橋市三曲協会の邦楽演奏、ビッグバンドのふなばしスイングオーケストラと続いた。
また、イベント後半には約100人の公募市民による合唱と、葛飾中学校管弦楽部顧問の安藤純さん指揮のもと1000人を超える市民合同オーケストラ・吹奏楽とのコラボ「越中おわら」「むぎや」などの迫力ある演奏に会場は圧倒され、市立船橋高校吹奏楽部、ダンス部による「ICHIFUNAソーラン」に始まるグランドフィナーレでは、アレンジャーの内藤友樹さんによる息もつかせぬ編曲で会場全体が一気にヒートアップした。
なかでも、グランドフィナーレ最後の2曲「Rising Sun」「船橋ドドンパ」では、市立船橋高校吹奏楽部生徒が小中学生を誘導、スタンドで見学していた観客も巻き込み、会場全体でのダンスとなった。観客も含め5000人による勢いのあるダンスに、まるで船橋アリーナが唸っているかのような大きな地響きが起きた。
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