1/1(火)船橋のNPOが「初日の出」サンライズクルーズ
雲の向こうに「初日の出」
海辺の環境を活かした活動を行っている市内のNPO団体「ベイプランアソシエイツ」(代表理事=大野一敏さん)が1日、「初日の出」見学を目的とした「サンライズクルーズ」を実施した。
「ベイプランアソシエイツ」は、海を愛する市民が集まり設立された市民団体。市民に「海辺の環境」を体験させるため、生のジャズバンドを同乗させた「サンセットクルーズ」や、年末年始の「サンセットクルーズ」、「サンライズクルーズ」を実施。これらを通じて船橋の海辺を紹介している。
また、東京湾で獲れた魚介を味わってもらおうと「魚のさばき方教室」を実施したり、渋滞の無い新しい交通手段の提案として海老川で「シーバス」の実証実験を行ったことなどでも知られている。
この日の「サンライズクルーズ」には約30人が参加。朝6時に船橋漁港に集合し、6時20分頃出港。東京湾内の幕張沖で6時40分過ぎに予定されてた「初日の出」を待った。
元旦の船橋上空は快晴だったが、東の空に薄い雲が発生していたため日の出時刻に太陽を確認する事はできなかったが、雲の向こう側に太陽が昇ったことを確認する事はできた。日の出を確認すると、大野さんの合図で新年の訪れを祝った「万歳」の三唱が行われた。
船橋漁港に戻って、船橋産の「ホンビノス貝」から出汁をとった漁師汁「ふうかし」がふるまわれると参加者らは、船上で海風にさらされた体を中から温めた。
この日家族で参加した松戸市在住の小林南希さん(19)は、「初めての『初日の出』が船の上からなんて、とっても良い経験でした」と笑顔を見せた。また、友人の紹介で参加したという市内飯山満3丁目在住の穴沢豊治さん(68)は、「船上で今か今かとワクワクしながら日の出を待つのは楽しかった」と感想を語った。
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