2020年12月16日 配信

スタジオには3台のドラムセットが。中央が水田充さん

12/16(水)古和釜高校近くにプライベートドラムスタジオ

自宅を改装し防音設備も万全に

 古和釜(こわがま)高校近くの一軒家で、ドラム専用のプライベートスタジオ「Mitta Drums Studio(ミッタドラムスタジオ)」(船橋市古和釜町594-7)が昨年9月からオープンし、ドラム教室やプライベートドラムスタジオとして利用されはじめ、約1年が経過した。

 店主は、プロのドラム奏者としてコンサートやイベントで演奏してきた経験を持つ水田充(みずたみつる)さん。水田さんは高根台第三小学校、高根台中学校を卒業、高校は芝山高校へ通い、仲間とバンドを組んで音楽活動をしていたという。その後、音楽の専門学校へ進学し、卒業後はプロドラマーの長谷川清司氏の元へ弟子入り、さまざまなアーティストのバックバンドの演奏をし、歌手・西郷輝彦氏のバックバンドとしてコンサートやイベントなど、各地を演奏して回っていたという。

 その後2000年からはバスドライバーとして勤務する傍ら、印西・ビッグホップ内にあった楽器店でドラム講師として10年間勤務。しかしその店舗が店を閉めることとなり、水田さんは「音楽教室に通ってくれていた生徒さんが路頭に迷うことになった。いずれは自分で教室をやってみたいという思いもあり、自宅を改装し自分の場所で生徒さんを受け入れた。今年に入り、コロナ禍でもあり長距離バスドライバーの仕事を辞め、今はドラム一本です」と話す。

 同スタジオには防音設備が整ったスタジオが1室。スタジオ内にはドラムセットが3セット備わっている。「これまで受け入れた生徒さんの中に、親子ペアレッスンをされた方もいらっしゃいました。お子さん一人ではちょっと難しそうでも、お父さんと一緒なら参加しやすいのもあり、何よりお父さんが楽しんでくださっていましたね」と水田さん。ドラム教室の生徒は3歳から受け入れ可能で、現在は中高生がメインとなっているという。

 また、ドラム奏者でもある水田さんは、ドラム演奏の音源提供も行っている。たとえば、音楽アーティストからの依頼でドラム演奏の音源を重ねたいアーティストがいれば、自身のスタジオで収録をし、音源ファイルを提供する。「バンドを持たないソロアーティストさんなどから依頼をいただいています。デモ演奏のデータなどをいただき、事前打ち合わせをしてからご依頼のイメージに沿ったものを納品させていただいています」と水田さん。なお、音楽関係者によると「ドラムだけのスタジオは珍しい」のだという。

 そのほか、「ドラムに関することならなんでもお任せください」とも。スネアドラムやセットのヘッド交換、チューニングなども受け付ける。

 「ドラムは思ったよりももっと身近にあって、できるものっていうことを知ってもらいたい。うまくなろうって思わなくていいので楽しんでもらえたら」とも。

 レッスン料金は個人レッスンで月2回10,000円ほか。詳しくは同スタジオのホームページで閲覧できる。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

  • 収納庫も防音使用になっている。ドラムのさまざまなパーツが収納されている

  • 外観はごく普通の戸建て住宅。壁に描かれた音符が目印

  • リビングが生徒の歓談の場や打ち合わせスペースとなっている

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yumiko_mikami

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MyFuna編集長のミカミです。子育て中の主婦ですが、MyFunaを通し、自分が住む街を知ることの大切さに気づかせてもらっています。
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